アルギニンとシトルリンの違いは？どっちを摂るべき？
リアルにペニス増大を研究しているチンエモンです。
アルギニンは、シトルリンはセットになって含まれていることが多いですよね～！
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それぞれの機能・働きを知っていますか？今回はこの２つの成分について解説します。
アルギニン、シトルリンは、
- 筋トレ
- 勢力アップ
- 成長サポート
等の効果が期待できるアミノ酸の成分なのは紹介しなくてもご存知の方もこのページをご覧になってる方には多いと思います。中には、実際に実践しようと思った時に、どちらを摂取したら良いのかわからない…などという事も多いですよね。特にペニス増大を目指す皆さんには気になるところだと思います。
2つの成分の違いや関係性、サプリメントで摂取するならどんなものを選んだら良いのかなど、アルギニンとシトルリンの違いをメインに紹介していきます。
アルギニンとシトルリンの違い
アルギニンとシトルリンは同じアミノ酸といっても、体内で働く部分が違うアミノ酸なんです。
どちらも体を作るための効果に優れている成分なんですが、
- 効果効能
- 吸収率
に違いあります。
アルギニンは準必須アミノ酸
アミノ酸には、「必須アミノ酸」と「非必須アミノ酸」が存在します。
「必須アミノ酸」は体内で合成できないもの、「非必須アミノ酸」は体内で合成できるもののことを言います。
アルギニンは大人の体内で合成できることなどから非必須アミノ酸に分類されますが、成長期の子供の体内では合成することができません。
そのため、アルギニンは「準必須アミノ酸」と呼ばれることもあります。
もともとアルギニンは、マメ科の植物であるルピナスの芽から発見され、鶏肉や大豆、特に高野豆腐などに多く含まれているアミノ酸で、アルカリ性で、食品以外ではシャンプーの界面活性剤として利用されたりします。
遊離アミノ酸のシトルリン
アミノ酸は、基本タンパク質として体内に存在するものですが、シトルリンはタンパク質を構成せずに、単体で体内に存在するため、遊離アミノ酸とも呼ばれています。
シトルリンは組織内だけに留まらず、血液中にも多く存在し、体内を循環している特徴を持っています。シトルリンの他では、GABAだったりやオルニチンなどもこの遊離アミノ酸に属します。シトルリンも体内にとっては欠かせません。
シトルリンは、ご存知の方も多いと思いますが、そもそもスイカから発見されたアミノ酸です。
スイカだけでなくウリ科の植物に数多く含まれているシトルリンですが、果肉の部分よりも皮の部分に多く含有しているので、シトルリンは食事で摂取することが難しいアミノ酸です。
シトルリン、アルギニン、それぞれの効果の違い
アルギニンの効果は、
- 疲労回復
- 成長ホルモンの合成を促進
- 免疫力向上
- 血流促進
- 性機能を正常に維持
- アンモニアの解毒
等が挙げられます。一方でシトルリンの効果は、
- 冷え・むくみの予防
- 筋力増強をサポート
- 疲労回復
- 精力増強
- 持久力や集中力を向上
等です。この2つを見比べてみると、一見似ているようで、そうでもない…といった感じです。
２つの違いを挙げるなら、アルギニンの持つアンモニアの解毒作用くらいで、他は似たところがありますね。
いずれも血行促進をする効果が数多くあり、筋力アップと男性機能の向上に2つの成分は特に関係します。
吸収率の違い
アルギニンとシトルリンの大きな違いが口からの摂取での吸収率なんです。
アルギニンは６割が肝臓で機能、４割は腸で代謝されますが、一方のシトルリンは肝臓や腸で代謝されず、吸収率が良いです。いずれか単体で摂取する場合に明確に吸収率が違ってきます。
アルギニンとシトルリンは同時に摂取するのがオススメ
アルギニンとシトルリンはそれぞれ相乗効果を持っています。そのためこの２つは、同時に摂取するのがオススメです。シトルリンは、人間の体内でアルギニンへと転換されるため、シトルリンを摂取することでアルギニンを増やすことができるんです。
ですが、シトルリン単体を摂取してれば良いということではありません。アルギニンとシトルリンにはそれぞれ相乗効果があって、その2つを同時に摂取する事で利点があります。
そして、その2つをバランス良く摂り入れる事が大事なんです。
オススメの摂取比はアルギニン対シトルリン1対1、またはか2～3対と言われ、アルギニンの1日の目安の摂取量は、2000～4000㎎とされていますが、目的によっても変わってきます。
一方のシトルリンの目安となる摂取量は800㎎とされています。
アルギニンとシトルリン配合サプリの両者の配合量の多くは、トレーニングで筋肉を大きくするためには、1対1で、皆さんが目的とする精力アップをサポートするサプリは1対2～3の配合量が多いようです。
アルギニンは摂取目安量が多めですが、アルギニン単体で摂取する場合、アルカリ性になってしまうため胃に負担をかけてしまうので注意が必要です。
アルギニンとシトルリンの相乗効果
アルギニンとシトルリンにはそれぞれ深い関係があるんです。
どちらもそれぞれ紹介したように効能があるのですが、お互いに体内で変換しますが、どちらか一方を摂取してれば良いというものでもありません。
同時に摂取することで相加相乗効果が生まれ、それぞれ単体で摂取するより有効なんです。
L-アルギニンとL-シトルリンの「L-」とは？
L-シトルリンのように、アミノ酸の名前で、「L」や「D」が最初につくものを見かけると思います。
これは、構造の違いを示すものですが、それぞれを鏡に映すと同一の構造となる、左右対照なんですね。
一つをL体、もう一つをL体と呼び区別しています。ちなみに体を構成するアミノ酸は全て「L体」なんです。どうして体を構成するアミノ酸が全てL体のアミノ酸かは、今でも解明されていない謎です。
D体はずっと自然界に存在しないと言われていましたが、近年ではD体も様々な役割をもつことがわかってきています。
アルギニンとシトルリンの関係性は？
アルギニンとシトルリンについて、
- 相乗効果がある
- 2つの効能が似ている
この2点について上記で触れましたが、その理由として、体内でのそれぞれの変換が重要な役割をになっているからです。
これら2つのアミノ酸は2つの代謝回路に関係しています。
アルギニンとシトルリンとオルニチン回路
1つめがオルニチン回路です。別名は「尿素回路」と言い、アンモニアから尿素とオルニチンを作り出す回路なんです。
この途中の過程で、オルニチンがアンモニアと反応することで、シトルリンに変化します。シトルリンはアンモニアと反応する事でアルギニンに変換されます。
尿素を作り出すのがアルギニンであるため、アルギニンには上記説明した通り、アンモニアの解毒作用があるんです。
オルニチンって？
オルニチンはシトルリンと同様に遊離アミノ酸に属します。
CMでも紹介されていますが、オルニチンは肝臓の働きを支える物質で、しじみに多く含有されています。その肝臓を支える効果が「二日酔いの際にしじみ汁が効果的」と言われるんです。
オルニチンは上記に紹介したオルニチン回路でアンモニアを無害にするため、疲労回復の効果があるんです。
また、一酸化窒素回路というものがあるのですが、アルギニンとシトルリンと一酸化窒素回路は、人体でアルギニンがシトルリンに変換されて、そこから更にシトルリンがアルギニンに変化するという一連のサイクルの中で、一酸化窒素を発生させる事を言います。
どちらか一方だけを摂取していれば良いものでもなく、しっかりと、バランスよく摂取することが望ましいです。
そしてこの一酸化窒素の働きにより、アルギニンとシトルリンの効能が発揮される訳です。
一酸化窒素の役割は？
先にもお話した一酸化窒素は、体内で血管を拡張して血流を促進する働きがあるんです。
これにより、血液の循環がスムーズになり、アルギニンとシトルリンの効能であるペニスへの血液流入であったり成長ホルモンへの作用であったり、この他冷えを予防できたりするんです。
まとめ
アルギニンとシトルリンは非常に相性が良く、一緒に摂取すると効果的です。
アルギニンとシトルリンの効果からわかる摂取の大きな目的としては、一酸化窒素を発生することによる血流促進です。
ですが過剰摂取は良くありません。多く摂取すればそれだけ効果が得られるという訳ではありません。
用法・用量を守る事だけは忘れてはいけません。
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